「お酒の経済学-日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで (中公新書)」を読んで

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仕事帰りにふらっと本屋に寄って面白そうだったので購入した。

Amazon.co.jp: お酒の経済学-日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで (中公新書) : 都留 康: 本
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お酒が好きな僕はタイトルに惹かれたのである。

本の内容はお酒が好きな著書が、日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎、チューハイ/サワーと章ごとに

個別で解説されていて、とても読みやすい。

経済学ってこんな風に考えるんだと勉強になる。

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日本のお酒の未来

各章で種類別のお酒の過去、現状、将来の課題などが書かれている

少子高齢化の日本は、市場に限界があるのでグローバルに展開していくことを提言している。

お酒を飲む年齢層がごっそり抜けているので酒造メーカーからしたら大打撃だ。

またグローバル化に至っては日本のウイスキーは成功している。

数年前の朝ドラで人気になったマッサン(竹鶴政孝)がスコットランドでウイスキーの醸造学を

学び日本でウイスキー作りに専念した。

今では日本のウイスキーが世界のコンテストで最優秀賞を取っているものもあり

海外でも人気になっているらしい。

日本酒、焼酎に関してもいくつかの方向性が提言されていて、

数字に基づいた主張なので説得力があるし、ウイスキーで成功している事例もあるので

呼んでいてわかりやすいし日本酒、焼酎メーカーには頑張って欲しい。

日本人って何かを作ることに関して極めると

いろいろな分野でぶっちぎりで世界を圧倒していると思う。

酒造りだって例外ではない。

なのにの税金の兼ね合いで麦芽の割合を調整して少しでも安くしようと

発泡酒や新ジャンルの開発を日本の企業が努力している。

本来ならビールにのも専念したいはずなのに

消費者に安く提供するためにビールに似たものを作るって

意味がわからなくないか?

こうしている間に海外に置いて行かれていくんだろうな。

余談だけど僕の海外の友達は、この発泡酒とか新ジャンルの存在を知らなくて

適当にビールを買ったつもりが某発泡酒だったことがあり

一口飲んだ瞬間「なんがこれ」と言ってそれ以来

「ウォータービール」と呼んでいた。

ビールしか飲んでいない人にとっては味がとっても薄かったようだ。

友達にビール、発泡酒、新ジャンルの違いを説明すると

余計に訳がわからんと言っていたのを覚えている。

それでも僕は発泡酒はビール系飲料としてよくできていると思うし

なんなら両親は発泡酒を買っているので実家にいるときは飲んでいる。

これからもお酒を飲んで応援

学生時代は国内をバックパックで彷徨っていた時があって

日本酒の酒蔵をいくつか巡ったこともある。

岩手のとある酒蔵は急に立ち寄ったのに蔵を見学させていただいて優しくしてくれた。

僕は普段からビールも飲むしウイスキーも日本酒も好きだし、チューハイも飲む。

これからも健康の範囲内で日本のお酒経済に貢献できるようにしていこう。

ちなみにこういう本で得たお酒の知識をバーや居酒屋でドヤ顔で語っても

引かれる場合がほとんどなのでどうしてもドヤりたい場合は人を選んだほうが好ましそうです。

※お酒はほどほどに!

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