2日目の夜も1日目のメンバーでご飯を食べお酒を飲みながらお喋りして寝た。
3日目スタート!
2日目の夜は風邪でしんどくてベッドに倒れるように寝た。
3日目の朝、起きたら誰もいない。
賑やかだった夜が嘘のように静寂。
誰か起こしてくれても良かったのに・・・
なぁに僕は歩くのが得意なのですぐに追いついてやるぜ。
風邪はかなりマシになっていたので嬉しかった。
出発の準備を終えていざ歩き始める。
まだ太陽が出る前に↓の神聖っぽい場所を通り過ぎて
Fuente Del Vino(ワインの泉)
しばらくして蛇口からワインが出るスポットに到着!
その名も「Fuente Del Vino」スペイン語で意味は「ワインの泉」。
最高すぎだろ。
巡礼者っぽく巡礼者の証の貝殻でとりあえず2、3杯ほど楽しむ。
この時まだ午前7時ぐらい。
本当ならお昼前に通りたかったところだけど
ドラクエ並みに町や村を通り過ぎてしまうと、数十キロは何もない平原や山が待っているので
しっかり計画して進まないと命取りになってしまう。
朝からワインを楽しんで少し休憩してから進んだ。
感動?の再会
通り過ぎたとある町?村?
この巡礼の旅で人口数千人、数百人ぐらいじゃないかって言う町や村を何度も通り
日本ではあまり経験することがなく
RPGの主人公になったみたいで本当に楽しかった。
この日はLos Arcosという町まで歩いた。
巡礼のお供の本を読み返すと21.5Km歩いている。
3日目ともなるとアルベルゲ(巡礼者のための宿)のチェックインも手慣れたもの。
クレデンシャルを渡してスタンプを押してもらい、名前を書いてチェックイン。
とりあえず朝から来ていたTシャツとパンツとタオルを洗濯して、干して
乾かしている間にシャワー。
シャワーが終わりアルベルゲで休憩しているとなんと
ルイージがそこにいた。
1日目にスーパーピンボケの写真を撮ってくれたルイージである。
ルイージも僕のことを覚えていてくれてなんだか嬉しくなる2人。
ただ僕はイタリア語が話せないし、ルイージは日本語はもちろん英語も話せない。
すると横からエディナと言うハンガリー人がイタリア語⇄英語の通訳をしてくれた。
イタリア語を大学で勉強しているだかなんだかてとても流暢に話していた。
このルイージとエディナとはこれからとっても仲良しになる。
もう1人オリエラと言うイタリア人のお姉さんがいた。
ルイージと歩いている途中で会ったらしくイタリア人同士話しながら
一緒に歩いてたらしい。
夜ご飯をこの3人と一緒に食べようと言うことになった。
とりあえず僕は滞在先の町を少しでも見たいと思っていたので散歩に出かけた。
ルイージとエディナ、オリエラにも一緒に行くかと聞いたら
「半日ずっと歩いたのに散歩なんて行くはずないでしょ、化け物か」と
突っ込まれる。
確かに21kmぶっ通しで歩いて疲れているはずだとは自分でも思った。
でも2度とくることはないであろう町を見ておきたい。
特に大きな町ではなかったのでスーパーに行って夜ご飯の材料を買ったぐらいの
散歩でアルベルゲに帰ってきた。
1日目、2日目はメンバーは違えど、作ってもらったのでこの日は僕が作ろうと決めていた。
そしてイタリア人に日本仕込みのパスタを振る舞うことになる。
エディナはサラダを作ってくれた。
バイト先で出していたトマトソースでベーコン、アンチョビのパスタを作ったら
美味しいと褒めてくれたのでホッとした。
新しいメンバーだったのでみんなの自己紹介や普段それぞれの国で何しているかなど
お話をしてこの日は寝た。