僕がスペインの巡礼路を歩いたときのことを少しずつ書いていこうと思う。
今はコロナ禍で中々海外に行くことが難しいけどその内行くことを考えている人や、このブログで興味を持ってくれる人がいたら嬉しい。
エル・カミーノ・デ・サンティアゴ
まずスペインの巡礼って何?ってところから入ると、
1000年以上前からキリスト教徒の巡礼路として歩かれてきた「道」。
この道自体が世界遺産に登録されている。
エル・カミーノ・デ・サンティアゴを日本語に訳すと、「サンティアゴの道」。
エルサレム・ローマに並ぶ3大聖地でスペイン北西のサンティアゴ・デ・コンポステーラと言う町にある、大聖堂を目指してみんな歩いたり、自転車漕いだりする。
今は巡礼目的だけでなく、健康やスポーツ的な要素としても人気のある巡礼路で
僕も歩きたいから歩きに行っただけ、と言うのが理由だった。
ちなみにスペイン国内でも北側のルートや、南西からのルートとか南からのルートって
大聖堂を目指す巡礼路は何個もある。
巡礼の旅に出るきっかけ
なぜそんな僕がこの巡礼路を歩いたかと言うときっかけはこちらの映画。
【星の旅人たち】
映画は普段からよく見ていて
ロードトリップやヒューマンドラマ系が特に好きで
スペインの巡礼が題材になったこの映画を見て
「俺も歩きてぇ〜〜〜!!!」
ってなった。
映画で見てもとにかく景色がすごく綺麗でした。
その頃18歳くらいで、
大学の長期休みを利用してママチャリで、4日かけて片道600kmの旅に出かけたり
バイクで日本縦断とかしていたからこの巡礼も学生中に絶対行ってやろうと決めていた。
途中、留学でヨーロッパに10ヶ月ほどいてスペインにも旅行をしたけどバルセロナだけで
その時も絶対巡礼をしにスペインに帰ってきてやると思っていた
いざ巡礼の旅へ
で、22歳の夏にスペインへ巡礼の旅に出た。
僕は留学していた時のホストファミリー先で本当の兄弟のように世話をしてくれた
のスペイン人のお姉ちゃんがいたので、そのお姉ちゃんが住むバレンシア(と言うかバレンシアから車で1時間くらいの小さい町)にまずは行き
1週間ほどお姉ちゃんの実家に泊めてもらい、バレンシアを満喫した。
(※これはこれで楽しかったのでまた別で書こうかな。)
でその後、バスでパンプローナと言うスペイン北西の町まで行き巡礼の旅をスタートした。
旅の必需品
とりあえず巡礼に必要なものを調べると↓が、圧倒的な人気でお勧めされていた。
残念ながら日本語訳のものは出版されていないので、英語になるけれど
多少リーディングができる人なら本当に役に立つ1冊です。
巡礼路の詳細な情報が書かれているので、これを頼りに僕は歩いた。
メモ書きスペースもあるので滞在先の町の記載ページで日記を書ける。
さぁ次の記事からいよいよ巡礼の記録を書いていく!