この記事を開いたと言うことは国際結婚をする予定、もしくは可能性が少なからずある人だと思う。
僕がアメリカ人の妻と入籍した時の手続きの一連の流れを記憶の範囲で書いていくので皆さんの力になれば幸いだ。
当時経済的な余裕がなかったので恐らく10万円以上はかかる司法書士事務所に依頼するなんて選択肢は一切なかった。結論から言うと自分で申請しちゃって全然余裕!!だったのでお気軽にどうぞ。
とは言っても必ず許可が降りるわけではないのでこの記事はあくまでも参考にしてください。
当時の自分の状況
国際結婚と言っても状況は様々あると思う。相手の国籍、国内にいるのかいないのか、などなど。。
当時の自分と妻の状況は↓
【自分】
- 日本人男性
- 会社勤め(サラリーマン)
【妻】
- アメリカ人女性
- 語学学校学生
- 留学VISA取得済み
こんな感じである。必要書類は法務省のホームページにて確認することができるので記載通りに資料を用意すれば問題ない。僕の妻は「在留資格変更許可申請」に該当した。
必要な資料
上でも書いたが、申請に必要な資料は法務省のホームページに全て記載されているので、自分の状況に当てはまるところを確認すると全てわかるはずだ。
ホームページのトップから
- 申請・手続き・相談窓口
- 行政手続きの案内
- 出入国管理及び難民認定法関係手続
の順でいける。(妻は留学ビザをすでに持っていたので在留資格変更許可申請をした)
申請に必要な書類の1つに「在留資格変更許可申請書」と言うものがあり、17の在留資格の種類がある。僕の妻のパターンでいくと【日本人の配偶者等】のPDFもしくはExcelファイルをプリントして記入する必要があった。
そして多分共通している一番大変であろう書類に「質問書」と言うものがある。
内容は結婚に至った経緯について初めて会った時期を記載したり、夫婦間の会話で使われている言語とその理解度を回答する欄がある。
初めて会ってから結婚届けを出すまでの経緯を年月日を示しながら記載するページがあったのだが、所定のページだとA4の半分ぐらいの行数しかなく、司法書事務所に依頼せずに個人でやっていた僕は3ページほど余分に印刷し旅行に出かけたことや家族とご飯に行ったことを書いた。
また一緒に写っているスナップ写真を3枚ほど提出しないといけないとのことだったが、絶対に申請を通したかった僕は10枚ほど提出した。
恐らく入国管理局側もびっくりしていたのではないだろうか笑
申請先
申請先は「住居地を管轄する地方出入国在留管理官署」とあるので住んでいるところに近いところに行けば問題ないと思う。僕のところは人が多く結構待たされた。
法務省の出入国在留管理庁のページに申請先の住所が載っている。
僕が行ったところは丁寧に対応してくれた。一部の外国人が必要な資料も用意せずビザを発行しろ、と喚いていたので不憫に思った記憶がある。日本のルールを守れなければすぐにでも日本国内から出ていくべきだ。
申請結果が出るまでと後日談
申請してから恐らく1ヶ月ほどで自宅にハガキが届いて、そのハガキと収入印紙に必要な4,000円を持参するように書いてあった。いくつか文章があり上記2つに○がついていた形になる。
この時には、「収入印紙に必要な4,000円を持参」と書いてある時点で許可がおりたと言うことになると聞いていたのでほっとしたのを覚えている。
実は申請した後に許可されなかった時を考えると妻の留学ビザの期間も迫っていたのでとても心配になり一度入国管理局に電話をかけた。「落ちる場合はどのような時か、落ちたらすぐに再申請できるのか」を聞いた。すると電話口で丁寧に対応してもらい、自分が企業で働いているかを聞かれてイエスと答えると安定した月収があるとまずまず大丈夫とのことだった。
これを聞いてすごく安心したのを覚えている。サラリーマンの自分に感謝した。電話口でこのように回答してくれたのはあくまで、質問書や提出書類に不備や嘘が無いという前提なので忘れないように!
とりあえず1年の期間で配偶者ビザを取得することができた。これが年数を重ねていくと1年→3年、5年と期間が伸びるそうで申請の手間が少なくなる。
おまけ
実は1枚だけ提出書類にミスがあった。
納税証明書だ。当時、役所に発行しに行った時はその年の分がまだ反映されていなくて納税額が0円の記載だった。そこで僕は「納税が0円ってやばくね?」と思い、しっかりと金額が記載されている前年のものを発行してもらい入国管理局に提出をしたのだが、これがよくなかった。
後日ハガキか電話かで最新のものを取り直して再提出するように言われてた。なのでその年の納税額がまだ0円表示でも最新ならば問題ないので気にせずに。ちなみに必要書類一式を発行するのに僕と妻のを合わせて3,000円近くかかった。。